うさぎの惑星

兎パンダが作ったものをあげていくよ

SASUKEセット作成第一回:ローリングヒル

第一回は「ローリングヒル」を作成します。

ローリングヒルとは

最初期の1st STAGEのエリア、丸太登り(滝登り)と丸太下り(滝下り)を合体、リメイクしたエリア。
坂状に配置された回転する5本のローラーに飛びついて登った後、同じく回転するローラーが5本設置された坂を下って対岸に着地する。

31回大会から現在の最新回である37回大会まで登場しているエリアであり、1stエリアの定番エリアになっています。回によって細かい装飾は異なっていますが大まかな原型は同じなので、とりあえず型を作っていきます。

Blenderで作成

このエリアは大まかに分けて3種類あって
・ローラーを登るエリア
・平行移動(ここは回らない普通の床)
・ローラーを下るエリア
をそれぞれ作っていきます。

事前に知っていた情報

回転するローラーの直径は500mm
上りの角度、下りの角度は共に45°

これをなるべく遵守しながら、残りは推測で作ります。

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完成したローリングヒルの原型

・ローラーを登るエリア
ここのローラーの直径は500mm、横幅は3000mmにしました。
(横幅に深い理由はなく、人が登るならこのくらいという推測)
このローラー×5本を45°ごとに取り付けていった。

・回らないローラー
ここのローラーは、写真を参考にする限り回転するローラーよりはひとまわりほど小さめになっており、隙間も少し空いている。
なので、直径400mm、横幅3000mmのローラーを間隔100mmで5本設置した

・ローラーを下るエリア
ここも上り同じくローラーの直径500mm、横幅3000mm×5本を45°ごとに取り付ける。

それ以外の部分は外枠の台形やら、池に突き刺さっている土台部分をつけて原型は完成。

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(左)完成したローリングヒルの原型:正面
(右)完成したローリングヒルの原型:横

これで原型の作成は完了。ここから色をつけていきます。

着色

このローリングヒルをUV展開し、展開図を手に入れる。
これに色をつけることでモデルに色がつくので、検索などして出てきた画像を参考に塗っていきます。回によって装飾が異なるので、ここでは33回の赤と黒のバージョンを作った。

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展開図に色を塗ったもの

こんな感じで塗った結果、こうなった。

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色を塗ったモデル

こうしてみると本物に近くなった。
これでBlender編はお終い。
ここからUnityに持って行って、VRCにアップロードします。

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Unityにアップロードした画像

ここからコライダーやら何やらがあるのだが、再現とは関係がないので割愛しました。

これで第一回は完成です。
正直、作るよりこの記事を書く方が大変だったな……。
こんな感じで細々と作っていけたらなと考えてます。
私がVRの魅惑の造形家じゃ!!!!!!

参考にしたサイト

[1] SASUKE Wiki:ローリングヒル  より
[2] Ninja Warrior Wiki:Rolling Hill より